2019年12月3日火曜日

ラズパイを使った農業用リモートセンシング


農業用に使えるセンサノード 自作するよ!

(あ、家庭菜園にもどうぞ)


なんか知らんが
地温と気温がクラウドに記録・閲覧できるだけで
2万円とかっ!!

工エエェェ(´д`)ェェエエ工

タカスギジャネ?
つーか一般的に農業用センサとかなんであんなに高いのサ

んなもん今どきラズパイ使ったら
自分で簡単に作れるんちゃうのん?



┐(´д`)┌ヤレヤレですよ…

データ集めてAI活用していかにゃ
彼の国に食われまっせ?
足の引っ張り合いヤメレ

ということで、農民のITリテラシの低さに若干顔が強張りつつ
自分の持てる知識を総動員してキレ気味に業界に喧嘩売ってみることにしました(ΦωΦ)

今回ハードウェアに2万円も出したら、センサだけでなく
それっぽい制御装置まで作れるので、是非トライしてみてください

因みにソフト部分は無料ですwww

※自分の経験上のアドバイスはできますが、結果については自己責任でお願いします

目指すゴール

このシリーズで目指すゴールは
既存のビニールハウスにラズパイセンサーノードを設置して
以下の事項を可能にすることです

・温度、湿度、気圧監視
・照度監視
・土壌水分監視
・圃場のGPS測位
・圃場が含まれる地域の現在~3時間後の気象情報/予報を収集
・上記データ類をGoogleSpreadSheetにアップロード
・上記データ類をGoogleBloggerを使って見える化
・上記データ類は閲覧制限をかけることも可能
・電磁弁、循環扇、ハウスサイドの開閉モータをタイマーにより自動制御
・上記電動部材を、タイマー以外のトリガーで自動制御
 ※上記電動部材を、AI制御の判断により自動制御(未実装)








カンペ

いきなりですが、カンペですwww
農研機構のセンセが作ったマニュアル本で、ラズパイノードの作り方やら、専用ソフトウェアの使い方などが、手取り足取り載ってます。自分の場合、色々独学で調べて形になった後でこの書籍を知ったんですが、色々な部分で参考になるので紹介させていただきます。一読の価値あります。


必要な…

精神面
・やる気
・勇気
・根気

工学系の知識をナチュラルに導入しちゃいます
各説明は省くので、詳しく知りたくなっちゃった方はそれなりの書籍でお願いします

・PC一般知識
・Linux一般知識
・Python一般知識(オブジェクト指向は未導入)
・ネットワーク一般知識
・電気・電子工学一般知識
・ハンダ付の経験

小型のオンボードPCにはいくつか選択肢がありますが
ここでは、独断と偏見でラズパイ(3B+/ゼロ)一択です



環境的前提

・ラズパイ制御用 PC(Windows10)
・ラズパイ(ゼロ、3B+)
・圃場に都合よくアクセスできるwifiインフラが整備されていること
 ※ラズパイにIPが振られるのであればSIMによる電話回線でも良いはず(未検証)
・圃場に都合よく家庭用100V電源があること
・圃場の周りに都合よく高層ビルや高い山が無いこと
・GoogleDrive GoogleBloggerにアカウントがあること
・センサ等部材 次ページ(1ノード当たり2,000円程度必要)
・電子工作できる工具 次ページ(3,000円程度必要)


ラズパイ、Linux、PC一般の知識は
以下のブログ等参照してください